施設の役割

“地域と共に歩む施設”の実現をめざして

ごみ処理施設の建設と運営には、地域の皆さんのご理解とご協力が必要不可欠です。

そこで、クリーンヒルこもろの建設事業をはじめるにあたり、まずは平成20年10月に建設候補地を公募し、建設地の選定から地域の皆さんにご参加いただくこととなりました。

その結果、8ヶ所から応募をいただき、平成21年3月に「建設候補地検討市民会議」を組織して検討を進め、平成22年3月に菱野区稲荷地区が建設地に決まりました。

また、施設計画の策定においても、「市民検討会議」を組織するとともに、地元の皆さんのご意見を計画に反映させるために、菱野区の皆さんに「菱野区ごみ焼却施設検討委員会」を組織していただきました。

 

小諸市は、全国でも極めて珍しい取り組みである生ごみの完全分別を昭和54年度からはじめるなど、ごみ・資源の分別においてトップレベルのごみ処理状況を誇ってきました。

今後、安全で確実なごみ・資源の分別と処理をおこなう小諸市であり続けるため、そして、地域の皆さんとの信頼関係を築かれた小諸市であるため。

 

クリーンヒルこもろは設計・建設・運営を一括発注で行うDBO方式を採用した、安全かつ効率的なごみ処理を行っていくとともに、施設の利活用や環境学習の発信拠点として、開かれた施設運営を通して地域とともに歩んでいく施設を目指します。